21日(木)から再び強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に荒れた天気に。クリスマスの頃までは厳しい寒さ。年末は、太平洋側で晴れる所が多くなりそう。

●19日(火)~25日(月) 真冬並みの冷たい空気

明日19日(火)から20日(水)にかけて、日本海と本州の南を低気圧が通過するでしょう。明日19日(火)は、九州の早い所では朝から雨が降り、午後は四国や中国地方、近畿でも雨。山沿いでは雪になる所もありそうです。北陸から北海道の日本海側は朝晩を中心に雪が降りやすく、ふぶいて見通しが悪くなる所もあるでしょう。

21日(木)から22日(金)は再び冬型の気圧配置が強まります。日本付近は上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地で雪の目安)の寒気にすっぽりと覆われるでしょう。山陰など、西日本はマイナス12℃以下の大雪をもたらすような強烈な寒気が流れ込む予想です。日本海側は広く雪で、九州から東海の太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。全国的に風が強く、日中も震えるような寒さになりそうです。

その後、24日(日)にかけて太平洋側では晴れますが、25日(月)は低気圧の影響で所々で雨。九州から関東は雨ですが、北陸から北海道は雪の降る所が多いでしょう。気温は平年並みの所が多く、クリスマスらしい寒さになりそうです。

●26日(火)~31日(日) 日中の寒さは和らぐ

26日(火)以降も、日本海側は雪や雨の降る日が多いでしょう。28日(木)は札幌で晴れマークがついていますが、貴重な日差しとなりそうです。

太平洋側は晴れる日が多いものの、山沿いや内陸では雪雲が流れ込む所があるでしょう。29日(金)は、名古屋や東京など市街地でも雪がちらつく可能性があります。30日(土)と31日(日)大晦日は、広い範囲で晴れるでしょう。

最低気温・最高気温ともに、全国的に平年並みか高い予想です。関東から西は、最高気温が10℃以上の日が続き、東京都心など15℃くらいまで上がる日もあるでしょう。年末にかけては、寒さが少し和らぎそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士