東北の日本海側や北陸 「大雨警報」発表中の所も 夕方まで土砂災害に警戒
20日月曜は、本州の日本海側で、雨雲が発達しています。11時現在、秋田県・富山県・石川県に「大雨警報」の発表されている所があります。夕方まで、土砂災害に警戒してください。
●東北・北陸に「大雨警報」「大雨注意報」発表中
20日月曜は、本州付近を、寒冷前線が通過しています。雨雲レーダーを見ますと、東北の日本海側や北陸など、本州の日本海側に雨雲がかかっていて、一部、発達した雨雲も見られます。
東北の日本海側や北陸では、すでに雨量が多くなっていて、11時現在、秋田県・富山県・石川県に「大雨警報」の発表されている所があります。石川県では昼前まで、秋田県・富山県では夕方まで、土砂災害に警戒が必要です。
また、東北や北陸の広い範囲に「大雨注意報」が発表されています。夕方までは雨が降りやすく、雨量が更に増える所もありそうです。
雨が弱まっても、斜面には近づかないでください。
●土砂災害の前触れは
大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。