今日10日、札幌ではカエデの紅葉を観測し、秋の便りとなりました。ただ、明日11日から週明けにかけては全国的に季節が一気に冬のようになります。雪対策やしっかりとした寒さ対策が必要です。

●札幌でカエデ紅葉

今日(10日)札幌でカエデ(やまもみじ)の紅葉を観測しました。昨年と同じで、平年より13日遅い観測です。
北海道では、帯広でもカエデ(やまもみじ)の紅葉が観測されていますが、釧路や旭川ではすでに落葉していて、季節は秋から冬へ移りつつあります。

●週末~週明け 季節は一気に冬 寒さ対策を万全に

紅葉は、北海道や東北北部では、シーズンを終えた所がほとんどです。関東甲信の山沿いの地域でも見ごろを過ぎている所があります。一方、東日本から西日本の多くの地域では、見ごろを迎えている所が多くなっています。

紅葉狩りにも良いシーズンとなっていますが、週末から週明けにかけては日本付近の上空に強い寒気が流れ込むことから、北日本や、東日本から北日本の山地では雪が降り、積雪となる所があります。最新の気象情報を確認し、積雪のある峠道などへ無理に行かないようにしてください。

また、気温は、11月下旬~12月上旬くらいとなる所が多い予想です。山沿いの地域では、平地よりもさらに気温が低くなりますので、雪が予想されていない地域でも、お出かけの際は、しっかりとした寒さ対策が必要です。体調を崩さないようお気を付けください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士