関西では、これから7日(火)の未明にかけて次第に広く雨が降り、風も強まって荒れた天気となるでしょう。その後は短い周期で天気が変わり、10日(金)に再び雨が降った後は、この時季らしい冷たい空気が流れ込む見込みです。

●西から寒冷前線が接近 今夜は南風が強まる

発達中の低気圧が朝鮮半島付近にあり、この低気圧から延びる寒冷前線が西日本に近づいています。関西では、これから今夜、明日7日の未明にかけて広い範囲で雨が降り、南風が強まるでしょう。帰宅ラッシュ時や夜遅くはアレた天気となり、局地的に雷を伴って激しい雨が降る恐れもあります。明日の明け方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、強風や落雷、竜巻などの激しい突風にも注意をしてください。

●天気は短い周期で変化 気温は激しく変化

明日7日は次第に晴れ間が広がり、二十四節気「立冬」の8日(水)は全般に晴れるでしょう。9日(木)は天気がゆっくりと下り坂で、10日(金)は再び広く雨が降る見込みです。11日(土)は天気が持ち直し、12日(日)は中部と南部を中心におおむね晴れるでしょう。七五三のお参りなどにも、良い日和となりそうです。

気温は変動が大きく、10日(金)の朝にかけてはまだ平年より高めですが、その後この時季らしい冷たい空気が流れ込み、季節が一気に前へ進むでしょう。先週末は汗ばむ陽気となりましたが、今週末以降は昼間でも空気が冷たく感じられそうです。体調管理に十分ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士