東海地方 3連休も夏日続出か 11月とは思えない暑さが続く 服装選びに注意を
きょう2日の東海地方は、夏日(最高気温25℃以上)となっている所が多く、11月とは思えない汗ばむ陽気となっています。あす3日からの3連休も、多くの所で夏日が予想されます。お出掛けの際は、服装選びに十分注意してください。
●浜松市船明では11月の観測史上最高を更新
きのう(1日)は、東海地方で夏日となった地点はありませんでしたが、きょう2日は夏日が続出しています。9月並みの暖かな空気が流れ込んでいる所に、雲がほとんどなく日差しの効果もあって、各地で気温が上がりました。
14時30分現在の最高気温は、東海地方で最も高い浜松市船明で27.8℃を観測し、11月の観測史上最高を更新しています。
●3連休の天気
【3日(金):文化の日】
高気圧に覆われるため、きょう2日のように雲もほとんどなくスッキリと晴れそうです。
【4日(土)】
高気圧圏内が続くでしょう。あす3日よりも雲は増えますが、上空の薄雲が中心で、晴れ間もありそうです。大きな天気の崩れもなく、行楽日和が続く見込みです。
【5日(日)】
次第に湿った空気が入りやすくなるでしょう。多少雲は増えますが、晴れ間の出る時間が多そうです。三重県南部など早い所では、夜から雨が降りだすでしょう。
●3連休も夏日続出 11月とは思えない高温予想
季節外れの暖かな空気は強弱はあるものの、3連休の間も流れ込む予想です。3連休も、東海地方では11月とは思えない高温が続くでしょう。
名古屋や岐阜で夏日の連続記録が更新されるかもしれません。また、静岡で25℃以上の夏日が続けば、1940年の統計開始以来初となりそうです。
季節外れの暑さとなるため、日中は半袖の陽気となりますが、寒暖差が大きく朝晩はグッと気温が下がるでしょう。特に、高山など山間部では、日中は半袖や薄手のシャツで過ごせても、朝晩はコートが必要なくらい冷える見込みです。服装指数や体感温度指数を参考に、気温に合った服装を心がけましょう。農作物の管理等にも注意してください。
●連休明けは広く雨
連休明け6日(月)以降、季節外れの暑さは次第に落ち着きますが、6日(月)~7日(火)は広い範囲で雨となりそうです。6日(月)夜以降は本降りの雨となり、暖かく湿った空気の流れ込みが一時強まるため、短い時間に強く降る雨に注意が必要です。7日(火)明け方から雨は西から止んで、7日(火)日中からは再び晴れ間が戻りそうです。