本州付近は冬型の気圧配置となっていて、日本海側を中心に雨が降っています。このあとも大雨や落雷などに注意が必要なほか、今夜にかけて雪に変わる所もありそうです。

●日本海側は時雨

日本付近は冬型の気圧配置となっていて、上空には強い寒気が流れ込んできています。日本海側ではきょう21日も断続的に雨が降っています。

降り始めからの雨量は、秋田県五城目町で午前0時10分までの24時間に116.0ミリを観測したほか、東北の日本海側や北陸の広い範囲で100ミリに迫る雨が降っています。

このあとも雨が降ったりやんだりで、活発な雨雲のかかるタイミングで雨脚が強まったり、雷が鳴ったりする見込みです。気象庁は、土砂災害や落雷などに注意を呼び掛けています。

●寒気のピークは今夜

北日本付近の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。この寒気の流れ込みは、夕方以降、今夜にかけてがピークとなる見込みです。

すでに東北の標高の高い所では雨から雪に変わり、積雪となっている所もあります。

このあとは、北陸や東北の山などで雪に変わるエリアが広がり、雪の積もる所がありそうです。また、北海道では平地でも雪が降り、初雪が観測されるかもしれません。

夕方以降は、峠などの山道を中心に路面の状況等が一変するおそれがあります。車の運転などには十分な注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士