東京都心 きょうで88回目の真夏日に お帰り時間は急な雷雨 警報級の大雨の恐れも
きょう20日(水)も、関東は昼前から最高気温30℃以上の真夏日続出。東京都心はきょうで88回目の真夏日となり、年間真夏日の日数が過去最多記録を更新中。午後は大気の状態が不安定。お帰り時間帯は、東京都心など平野部も含めて、急な雨や雷雨に注意。雨雲が予想以上に発達する場合は、警報級の大雨の恐れも。午後は天気急変に注意が必要です。
●東京都心 きょうで88回目の真夏日に
きょう20日(水)の関東、雲は多いですが、すでに午前から最高気温30℃以上の真夏日続出。東京都心は昼前に30℃を超え、きょう20日(水)で88回目の真夏日に。年間真夏日日数の最多記録を更に更新中です(これまでの真夏日最多:2010年の71日)。
気温上昇や湿った空気、上空の寒気の影響で、午後は大気の状態が非常に不安定となりそうです。特に、お帰り時間帯の夕方からは、関東北部・南部ともに1時間に40ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達したり、同じ場所に停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。アンダーパスなど低い所では、短時間に道路が冠水する恐れがあるため注意が必要です。
あす21日(木)も雲が広がりやすく、所々で雨や雷雨となるでしょう。最高気温は、東京都心など関東南部では真夏日の所が多いですが、群馬など北部では30℃を下回り、厳しい暑さは少し和らぎそうです。
●街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。