週半ば頃から秋雨前線が南下 広く雨に 異例の残暑いつまで?
9月後半ですが、厳しい残暑が続いています。所々で統計開始以来、最も遅い猛暑日となったり、最高気温が9月としては1位の記録となったり、異例の残暑となっています。この厳しすぎる残暑はいつまで続くのでしょうか。
●20日(水)頃まで厳しい残暑
20日(水)の日中にかけては秋雨前線の南側の蒸し暑い空気に覆われる見込みです。本州付近は厳しい残暑が続くでしょう。最高気温は平年より高く、東北や北陸は30℃前後、関東から九州、沖縄は33℃前後の所が多くなりそうです。湿度も高く、蒸し暑いでしょう。関東甲信の内陸部を中心に35℃以上の猛暑日となる所もあり、群馬県前橋市では統計開始以来、最も遅い猛暑日となる可能性があります。湿度も高く、夏のような暑さですので、引き続き熱中症対策を万全になさってください。
●21日(木)から22日(金)は広く雨 猛烈な暑さは収まる
20日(水)の午後から次第に秋雨前線が南下し、22日(金)頃にかけて本州の南岸沿いに延びる予想です。東北から九州にかけて広く雨が降るでしょう。前線の北側の空気に入れ替わり、厳しい暑さは少し収まりそうです。21日(木)と22日(金)の最高気温は平年並みの所が多く、東北や北陸は25℃前後、関東から九州でも所々で30℃に届かないでしょう。
23日(土)と24日(日)は広く日差しが戻り、最高気温は平年を上回る所もありそうです。関東から西では所々で30℃以上の真夏日になるでしょう。引き続き熱中症にはご注意ください。ただ、猛暑日になるような所はない見込みで、9月後半とは思えない猛烈な暑さは、ようやくトーンダウンしそうです。熱帯夜(夜間の気温25℃以上)からも解放される所が多く、朝晩は秋を感じられるでしょう。