2週間天気 台風6号は沖縄近くで迷走か 影響長引く 本州は猛暑続く お盆の天気は
台風6号は沖縄の近くで動きが遅くなり、週末にかけても雨や風、波の影響が長引くおそれ。九州から北海道は気温の高い状態が続き、猛暑日や熱帯夜の続く所も。お盆休み前半の天気は?
●2日(水)~8日(火) 台風6号 動きが遅く影響が長引く
大型で非常に強い台風6号は、「非常に強い勢力」を維持したまま今夜から沖縄地方にかなり接近する見込みです。
沖縄や奄美は、2日(水)も断続的に激しい雨や雷雨となり、局地的には非常に激しい雨が降るでしょう。沖縄では一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹き、猛烈にしける見込みです。奄美も暴風や猛烈なしけが続くでしょう。
台風6号は3日(木)以降、沖縄周辺や東シナ海で動きがさらに遅くなります。このため沖縄や奄美では週末にかけても大雨や暴風、高波、高潮のおそれがあり、台風の影響が長引くでしょう。
なお、4日(金)頃からの台風の進路は予想にかなり幅があり、今後、進路が大きく変わる可能性があります。最新の情報を確認してください。
●九州から東北は夏空 局地的な雨と猛烈な暑さに気をつけて
九州から東北は7日(月)にかけて晴れる所が多く、ギラギラと強い日差しが照りつけます。気温の上がる昼頃からは内陸部を中心に急な雨や雷雨に注意が必要です。レジャーなど屋外での活動は天気の変化に気を配り、こまめに雨雲レーダーをチェックするとよいでしょう。
8日(火)は湿った空気が流れ込み、各地で雨雲が発達しやすくなりそうです。
2日(水)以降も日中は体にこたえる暑さが続き、連日のように猛暑日となる所もあるでしょう。夜間の寝苦しさも続きます。引き続き熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
北海道は3日(木)から5日(土)にかけて前線の影響で雨が降るでしょう。北部を中心に雨量が多くなる予想で、前線の活動次第では大雨となるおそれがあります。
●9(水)~14日(月) お盆休み前半は雨の所も
沖縄は雲が広がりやすいものの、11日(金)頃からは晴れ間もありそうです。
九州から東北にかけては晴れる日が多いですが、お盆休み前半は九州や関東、東北を中心に雨の降る日があるでしょう。
北海道は曇りや雨のすっきりしない天気が続きそうです。
この期間、日中は40℃に迫るような極端な暑さにはならないものの、気温・湿度ともに高く、体にこたえる蒸し暑さとなるでしょう。
ただ、台風6号の動向などにより、天気や気温の予想が大幅に変わる可能性があります。最新の天気予報を確認してください。