きょう26日も各地で体に堪える暑さとなり、東京都心では午後2時20分に37.7℃を観測し、今年一番の暑さとなりました。7月の猛暑日日数が過去最多を更新するなど危険な暑さが続いています。来週初めにかけて命に関わる危険な暑さが続くため、時間を問わず万全な対策を。

●東京都心で今年一番の暑さ 39℃超も続出

きょう26日も各地で強い日差しが照りつけて、体に堪える暑さとなっています。

東京都心では午後2時20分に37.7℃を観測し、今年一番の暑さとなりました。
都心はきょう26日で、今月8回目の猛暑日を記録し、7月の猛暑日日数が過去最多を更新しました。

全国各地で気温が上がり、午後2時20分までの最高気温は、埼玉県鳩山町で39.5℃、愛知県豊田市で39.2℃まで上がり、40℃に迫る暑さとなっている所もあります。

●危険な暑さ 来週初めまでとどまらず

危険な暑さが続いています。
関東のこの先一週間の予想気温を見ても、来週初めにかけて35℃以上の猛暑がとどまりません。
内陸部では、来週初めにかけて37℃以上の命に関わる危険な暑さが続く見込みです。

時間を問わず、万全な暑さ対策を行って、熱中症にかからないようにしてください。
暑さに弱いお子さんやお年寄りの方にはいつも以上に気を配って、声掛けを行うようにしましょう。

屋外での運動ができる暑さではありません。命に関わる災害級の暑さになっていますので、部活動などは指導者が率先して、控えるように促す必要があるでしょう。

●熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士