きょう28日の関東甲信 夕方から夜の帰宅時に強雨ピーク 非常に激しい雨や雷雨も
きょう28日(水)の関東甲信地方は、昼頃から雨や雷雨の所がありそうです。特に夕方から夜の帰宅時間に雨雲や雷雲が発達しやすく、激しい雨の降る所があるでしょう。北部では局地的に道路があっという間に冠水するほど非常に激しい雨が降りそうです。
●午後は発雷確率が「高」 急な激しい雨や落雷、突風など要注意
きょう28日(水)の関東甲信地方は、湿った空気や上空の寒気の影響で午後を中心に大気の状態が非常に不安定になります。朝、お出かけの際に雨が降っていなくても、雨具を忘れずにご用意ください。
早い所では昼前から雨の降る所があります。午後は、山沿いだけでなく平野部も含めた広い範囲で雨が降るでしょう。特に夕方から夜の帰宅時間に雨雲や雷雲が発達しやすくなります。あちらこちらでザーザー降りの雨や雷雨となり、道路が川のようになるほど「激しい雨」の降る所があるでしょう。都心周辺でも、傘を差していても濡れるくらいの雨となる時間がありそうです。また、北部では局地的に道路があっという間に冠水するほど「非常に激しい雨」が降るでしょう。
局地的な大雨や落雷による停電などで、交通機関に影響が出ることも考えられます。気象情報や列車の運行情報、道路状況などをこまめに確認するとよさそうです。
●急な激しい雨 危険な場所はどこ
局地的な大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。