きょう26日は梅雨前線が西日本を北上し、一段と蒸し暑い空気が流れ込んできました。沖縄や奄美で梅雨明けし、今後は西日本で梅雨末期の大雨になる恐れがあります。また、夜間も含め、蒸し暑くなりそうです。

●あす27日の西日本 熱中症に厳重な警戒を

あす27日の西日本は、いったん雨が小康状態になる所が多いでしょう。九州北部や山陰は広く雨や雷雨となりますが、そのほかの西日本は晴れ間の出る所が多く、最高気温が30度以上の真夏日になる所が多い見込みです。これまでに比べ一段と湿度が高くなるため、これまでの真夏日より一層身体にこたえる暑さになります。各地で熱中症に厳重な警戒が必要なレベルの暑さになりますので、疲れを感じたら早めに休憩を取ったり、涼しい場所で過ごすようにしてください。

●西日本 これから夜も蒸し暑い 今季初の熱帯夜も

梅雨前線が西日本より北に位置する日が増えると、都市部で熱帯夜になる日が増えてきます。向こう一週間、最低気温が24度や25度くらいの日が多くなり、大阪などで今年初めての熱帯夜が出現する見通しです。夜間も蒸し暑く、寝苦しい状態になりますので、寝る前には水分を補給し、寝苦しい場合は無理せずエアコンを利用して、夜間も熱中症対策を心がけてください。

●西日本 今週末は大雨の恐れも

6月30日(金)から梅雨前線の活動が活発になり、西日本に発達した雨雲が流れ込む見込みです。梅雨末期の大雨になる恐れがありますので、早めに大雨への備えを進めてください。その後も九州を中心に発達した雨雲が流れ込み、大雨が長引く恐れもあります。今後の情報に注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士