北海道 オホーツク海側は気温差注意 日中の最高気温が大幅低下
今日(8日)の道内は、最高気温が平年より10度前後高い所が多く、最も高くなったのはオホーツク海側となりました。しかし、明日(9日)は、最高気温が最も低くなるのがオホーツク海側となりそうです。ぽかぽか陽気だった今日と打って変わって、真冬日の地点もあるかもしれません。
●今日8日 4月中旬から下旬並みの暖かさ
今日は北海道の上空に暖かい空気が流れ込み、記録的な暖かさとなった昨日に続き道内の広い範囲で気温が上がりました。
南寄りの風となったため、海風の入った道東の太平洋側の沿岸では空気が冷たくなりましたが、その他は最高気温が広く10度前後まで上がり、4月中旬から下旬並みの暖かさとなりました。午後3時までの最高気温が道内で最も高くなったのは、紋別地方の遠軽で14.2度でした。
紋別でも13.7度まで上がり、5月中旬並みの暖かさとなりました。紋別では6日から3日連続で10度以上の気温となり、10度以上が3日続くのは3月上旬としては初めてのこととなりました。
●明日9日 空気がガラッと変わる 真冬日も?
明日は暖かい空気の流れ込みはやや弱まるでしょう。オホーツク海に中心を持つ高気圧が張り出すため、北または東寄りの風が優勢になる見込みです。
オホーツク海の流氷によって冷やされた風が直接吹き付けるオホーツク海側では、日中もほとんど気温が上がらないでしょう。最高気温は1度前後の所が多くなり、今日の日中との気温差が10度以上大きくなる地点もある見込みです。最高気温が0度未満の真冬日となる地点もあるかもしれません。
その他の地域でも平年よりは高めの最高気温となるものの、今日よりは4度くらい低くなりそうです。風が冷たく感じられる可能性もあるため、外出の際は服装選びや体調管理に注意が必要です。