22日と23日の夜 細い月と金星・木星が接近 見られる所は?
22日と23日の夜は、細い月と金星・木星が接近。今夜は西日本、東日本を中心に広範囲で観察できそう。
●月と金星・木星に接近
きょう22日とあす23日の日の入り後は、西の低い空に明るく輝く「金星」「木星」と「月」が接近します。
きょう22日とあす23日には、新月を過ぎたばかりの細い月が、金星と木星に近づく様子が見られます。日の入り後、空が薄暗くなってきたら、西の方角が開けた場所で観察すると良いでしょう。
今夜は、月が金星のすぐ左下にあり、やや上に目を移すと、腕を伸ばした握りこぶしの幅ほど離れた位置に、木星が見つかります。金星も木星も明るいため、まだ空に明るさが残る中でも見つけることができるでしょう。
あす23日になると、月は木星の上にまで移動します。同じ時間でも、月はきょう22日よりも高度が高くなり、より太く明るくなります。あすの方が見やすいかもしれません。
●今夜の天気は?
きょう22日の夜は、沖縄や九州は雲が多く、所々で雨が降るでしょう。月や惑星は見つけにくかもしれません。
中国地方や四国から関東、北陸は広く晴れて、月と金星・木星が近づく様子が見られそうです。ただ、時間が遅くなるにつれて雲が増えてくるでしょう。
東北と北海道は、太平洋側では沿岸部を中心に晴れる所がありそうです。曇り空の所でも、雲の隙間から見られる可能性がありますので、空を見上げてみてください。