関東 空気カラカラ 最小湿度20パーセント以下も 各地に乾燥注意報
関東ではきのう27日から一転して、きょう28日は乾燥した晴天となっています。さいたま市で最小湿度が18パーセントまで下がるなど、各地に乾燥注意報が発表されいてます。火の元には十分ご注意ください。
●関東は空気カラカラ
きょう28日の関東は、すっきりしない天気となったきのう27日とは一転して、澄んだ青空が広がりました。
空気がカラカラに乾いて、午後4時までの最小湿度は、さいたま市で18パーセント、千葉市や宇都宮市で20パーセント、東京都心で22パーセントなどとなっています。
午後4時現在、東京都(伊豆諸島、小笠原諸島を除く)、千葉県全域、埼玉県全域、茨城県全域、栃木県全域、群馬県南部に乾燥注意報が発表されています。
●あす29日も広く晴れ 乾燥続く
あす29日も、関東では朝から夜まで広い範囲で晴天が続く見込みで、空気の乾燥した状態が続く見込みです。
各地とも気温が低く、特に朝は厳しい冷え込みとなりそうです。暖房の消し忘れは火災の元となるため、寝る前やお出かけ前には必ず確認してください。
また、喉の渇きや肌の乾燥も進むので、こまめにうがいをしたり、保湿クリームなどを頻繁に塗りなおすようにしましょう。
●加湿のポイント
空気が乾燥する時は、上手に加湿をして乗り切りたいものです。そこで、室内を加湿する際のポイントを覚えておいてください。
①加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
②室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。
なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。