九州 PM2.5濃度上昇 7日は黄砂飛来の可能性も

九州を中心に5日(木)からPM2.5濃度が上昇し、6日(金)も継続しています。6日夜にかけて、九州のほか、中国・四国地方でも濃度がやや高くなる可能性があるため、呼吸器系疾患がある方などは注意が必要です。また、7日(土)には九州に黄砂が飛来する可能性があります。

●九州を中心にPM2.5濃度上昇

きょう6日(金)、九州や山口県ではPM2.5濃度50μg/m3を超え、高くなっている所があります。これに伴って、九州は視程(水平方向に見通せる距離)が5㎞以下まで落ちている所があり、遠くの景色が白くかすんだ状態となっています。
6日夜にかけては、九州のほか、中国・四国地方でもPM2.5濃度がやや高くなる可能性がありますので、呼吸器系疾患がある方などはご注意ください。

●あす7日 黄砂飛来の可能性

今夜からあす7日(土)は、低気圧が朝鮮半島と九州南岸付近を通過するため、九州は7日明け方ごろまで雨が降るでしょう。
その後、7日の日中は大陸から九州に黄砂が飛来してくる可能性があります。屋外では車や洗濯物に黄砂が付着することもあるため、注意が必要です。