四国 穏やかな新年の幕開けに 各地で初日の出が見られそう
四国地方では、向こう1週間晴れる日が多く、新年は穏やかな幕開けとなりそうです。各地で初日の出も見られるでしょう。
●各地の初日の出の時刻 標高が高いほど・東の方ほど早い
初日の出の時刻は、徳島で7時07分、高松と高知で7時10分、松山で7時14分、となっています。
冬の太陽は東南東の方向から昇りますので、東南東の地域ほど、また標高の高いところほど初日の出を早く見られます。四国で一番早くに初日の出を拝めるのは剣山山頂で7時00分です。平地では高知県の室戸岬あたりや徳島県の南東部で、早くから初日の出を楽しめるでしょう。
●初詣や初日の出にお出掛けの際は、足元から寒さ対策を
向こう1週間、四国地方への強い寒気の流れ込みはなく、晴れる日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みで日中は10度を上回る日が多くなりそうです。
ただ、晴れる日は昼間は暖かな日差しが降り注ぎますが、夜から朝にかけては地上付近の熱が上空に逃げる放射冷却現象が強まり、足元から冷え込みます。外での年越しや初日の出を見られる際などは、厚手の靴下を履いたり、アルミや断熱素材のシートや厚手の敷物を利用するなどして、足元からの冷え対策をしっかりとしておくとよいでしょう。