雪による道路影響予測 日本海側中心に影響「大」 立ち往生や路面の凍結などに警戒
道路影響予測。あす19日にかけては、日本海側を中心に広範囲で大雪による影響が大きくなりそう。立ち往生や路面の凍結などに警戒を。太平洋側も冬用タイヤなどの準備を。
●広範囲で大雪による影響
あす19日にかけては、日本海側を中心に大雪となり、道路への影響が大きくなるでしょう。太平洋側の平地でも雪が積もる所があり、冬用タイヤなどの装備が必要です。
特に雪の降る量が多いのが北陸です。予想される24時間降雪量は、北陸の多い所で、あす19日の午前6時までに100センチ、あさって20日午前6時までに60センチ~80センチとなっています。
また風が強く吹くため、ふぶいて見通しが悪くなるでしょう。最新の情報を確認して、無理のない行動をしてください。立ち往生や渋滞などが発生して、長い時間、車の中で過ごさなければならない事態も考えられます。
雪が弱まったり、雪がやんだりしても、積雪や凍結で路面の状態が悪くなる可能性がありますので、ご注意ください。
●雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。