北海道の2週間天気 冬本番の天気が続く 札幌も根雪になりそう?
今後の道内は冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪の降る日が多くなるでしょう。札幌を含め、今積もっている雪が、このまま春まで残って根雪になる所もありそうです。この先2週間の天気を詳しく解説します。
●6~12日の天気 大雪や荒れた天気はなさそう
北海道付近は冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。日本海側は雪の降りやすい天気が続きそうです。今のところ、極端な大雪や荒れた天気となる日はない見込みですが、積雪は解けることなく徐々に増えていきそうです。一方、太平洋側やオホーツク海側では、雪は降っても全般に弱く、晴れ間の出る日が多くなる見込みです。
なお、雪の質は全般に乾いた雪となりますが、明日(6日)と明後日(7日)は日本海側南部や太平洋側西部などで湿った雪の降る所があり、沿岸では雨やみぞれとなることもあるでしょう。
気温はほぼ平年並みですが、平年並みでも真冬日の地点があるのが当たり前の時期となっています。シーズン初めの寒さは特に体に堪えるように感じるため、暖かい服装を心がけて体調管理に注意してお過ごしください。
●13~18日の天気 雪や寒さが強まる恐れ
冬型の気圧配置となったり、気圧の谷が通過する影響で、引き続き日本海側を中心に雪の降る日が多いでしょう。局地的な大雪やふぶきとなる恐れもあるため、最新の気象情報や交通状況などには十分注意してください。
気温は平年並みか低い見込みです。この頃になると、札幌でも真冬日の日も多くなってくるなど、だんだんと寒さが厳しくなっていきそうです。外出の際の防寒対策ももちろんですが、朝晩に強い冷え込みが予想される時は、水道凍結などにも十分注意してください。
●札幌も根雪に?
午後3時の時点で、札幌では積雪が6センチとなっており、11月30日から6日間積雪状態が続いています。積雪状態が30日以上続くと根雪(長期積雪)となりますが、このまま札幌の雪は残るのでしょうか?
札幌のこの先一週間の気温はほぼ平年並みで、2度前後の見込みです。日中はプラスになる日も多いですが、それでも完全に解けてしまうほどではなさそうです。札幌を含めた日本海側では冬型の気圧配置で雪の降る日も多いため、札幌でも積雪は増えたり減ったりを繰り返し、今の雪が春まで残って根雪となる可能性があります。
札幌の根雪(長期積雪)初日の平年日は12月6日で、今シーズンは平年より1週間ほど早い根雪初日となるかもしれません。