小雪(しょうせつ)を過ぎる頃も冬らしい寒さまだ先 次に寒気が流れ込むのはいつ?
立冬を過ぎても、季節外れの暖かさの日がありました。この先、冬らしい寒さは、まだ先になりそうです。
●季節外れの暖かさ収まる
きょう13日の最高気温は、東京都心で24.1℃、高知市で24.4℃、福岡市で23.8℃など、10月上旬から中旬並みになった所もありました。
夜にかけて本州付近を寒冷前線が通過し、寒気が流れ込む見込みです。季節外れの暖かさは収まるでしょう。あす14日は、九州から関東でも最高気温は20℃に届かないなど、この時期らしい気温になる見込みです。
ただ、寒気の流れ込みは一時的で、このまま寒い冬に向かうということではなさそうです。
●冬らしい寒さ いつから?
二十四節気では、11月22日は「小雪(しょうせつ)」、雪が降り始める頃です。12月7日は「大雪(たいせつ)」、本格的な冬が到来する頃で、山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もるようになります。
この先、「小雪(しょうせつ)」を過ぎても、しばらく季節の進みはゆっくりでしょう。朝の冷え込みも、この時期としては弱い日がある見込みです。
次に寒気が流れ込むのは、今のところの予想では、11月終わりから12月初めにかけてです。急に初冬らしい寒さになるでしょう。
ただ、この予想には、大きな幅があります。12月中旬を過ぎる頃にかけて、顕著な寒気の流れ込みがない可能性も出てきました。今後、最新の気象情報をご確認ください。