31日(月)は沖縄は大雨のおそれ。紀伊半島も夕方以降は雨の降る所があるでしょう。11月1日(火)は広い範囲で雨が降り、雨脚の強まる所もありそうです。4日(金)以降は寒気が流れ込み、北海道は北部を中心に平地で雪の降る所も。

●11月のスタートは広く雨

10月31日(月)は、前線が沖縄付近に延び、前線に向かって台風22号周辺の湿った空気が流れ込むでしょう。沖縄は雨や雷雨で局地的に非常に激しい雨が降りそうです。大雨による土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意が必要です。本州付近は晴れる所が多いですが、湿った空気の影響で、近畿や東海は雲が多くなり、紀伊半島では夕方以降は雨の降る所があるでしょう。

11月1日(火)は前線上に低気圧が発生し、西日本の南の海上を東へ進む予想です。また、別の前線が北海道付近を通過するでしょう。四国や近畿から東海を中心に雨が降り、雨脚の強まる所もあるでしょう。関東や東北、北海道も所々で雨が降り、本降りの雨になることもありそうです。

●北海道では平地でも雪の所も

2日(水)は天気が回復し、北海道から九州は広く晴れるでしょう。

3日(木)は北海道付近を前線が通過し、4日(金)頃から寒気が流れ込む予想です。北海道の上空1500メートル付近にはマイナス6℃以下の寒気が入り、北部を中心に平地でも雪の降る所があるでしょう。初雪の便りが届く可能性があります。峠道では積雪となる所がありますので、車は冬の装備で、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。

4日(金)は北海道や東北で、5日(土)からは関東でも最高気温が平年を下回るでしょう。急な寒さで体調を崩さないよう、服装で上手に調節してください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士