きょう18日(火)北海道の旭川市と釧路市でカエデの紅葉が発表されました。昨年に比べて旭川市では4日早く、釧路市では2日早い観測です。いよいよカエデの紅葉が北海道からスタート。日本気象協会の予想では、ことしの紅葉は平年並みで色づきが進む見込みです。

●旭川と釧路でカエデの紅葉

きょう18日(火)、北海道旭川市と釧路市でカエデの紅葉が発表されました。
旭川市では、平年より5日早く、昨年より4日早い観測となり、釧路市では、平年より2日遅く、昨年より2日早い観測となりました。

きょう18日(火)は、北から寒気が流れ込み、全国的に気温が低くなっています。
旭川市では、最高気温が8.1℃までしか上がらず、きのう17日(月)に比べて10℃も低くなり、一気に寒くなりました。釧路市でもきのうより5℃くらい低く13.4℃までしか上がりませんでした。

また、きょう18日(火)は、北海道の手稲山で初冠雪を観測し、冷たい空気の中、季節の便りが続々と届きました。

●紅葉見頃予想

13日(木)に日本気象協会が発表した最新の「紅葉見頃予想」によると、今年の紅葉は、「全国的に平年並み」となりそうです。

9月の気温は全国的に平年より高くなりました。10月上旬は北日本を中心に冷え込みが強まりましたが、この先は11月にかけて、北日本と東日本を中心に平年並みか高い傾向が続く見込みです。ただ、朝晩の冷え込みは徐々に強まるため、紅葉見頃時期は全国的に平年並みとなるでしょう。

東北や北陸、関東北部や甲信も見頃エリアが標高の高い所から麓へと広がって、今月末にかけては、本格的な紅葉狩りシーズンを迎えそうです。
東海から九州の標高の高い所でも紅葉の色づきが進むでしょう。

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●紅葉見頃カレンダー

奥入瀬渓流や日光・鬼怒川、上高地など人気のスポットでも、今週末には紅葉狩りを楽しめる所が多くなってくるでしょう。

この週末はよく晴れて、紅葉狩り日和の所が多くなりそうですが、朝晩はかなり冷えそうです。
お出かけされる方は、コートや上着を持っていくなど、寒さ対策をして、気温の変化にご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士