今夜(17日)、雨のあとは気温急降下。あす18日(火)は、全国的に北風が強まり、北海道の標高の高い山や峠は雪の所も。今週はグッと秋が深まり、中頃は東京都心でも朝晩は暖房がほしい寒さに。冬服や暖房など冬支度の準備を。

●あす18日　冬型で11月並みの寒気南下

きょう17日(月)は、前線が北日本と本州の南岸を二段構えで通過したため、全国的に雨。雨のあとは、上空に寒気が流れ込み、気温は急降下。特に、北海道で大幅ダウン。札幌市は、午前11時43分に20.5℃を観測しましたが、約1時間後の12時40分には12.8度、15時には10℃台まで下がりました。

あす18日(火)は、西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には11月上旬並みの寒気が南下します。北海道の標高の高い山や峠は雪の降る所があるでしょう。北陸など日本海側は時雨(しぐれ)、太平洋側は晴れる所が多いですが、全国的に北風が強く、気温以上にヒンヤリ感じられそうです。関東は前線や湿った空気の影響で雲が多く、朝晩を中心に弱い雨が降りやすいでしょう。

最高気温は、北日本を中心にきょう17日(月)より大幅に低い予想です。札幌は13℃と11月上旬並み、関東～九州も20℃を少し超えるくらいで、10月下旬～11月上旬並みの所が多くなりそうです。

●週中頃　東京都心でも暖房が必要な寒さ

この先、19日(水)から週末にかけて、秋晴れの所が多いでしょう。ただ、朝は放射冷却が強まり、関東でも内陸では今シーズン初の冬日(最低気温が0℃未満)の所がありそうです。

東京都心や名古屋市では、20日(木)～21日(金)は11℃(もっと下がる可能性も)まで下がる予想です。一般的に、外気温が10℃くらいになると暖房がほしくなると言われます。

週中頃は、東京都心などでも、朝晩は暖房と冬服が必要となりそうです。

●気温と服装　これみて安心

上図は気温と服装の目安です。気温が25℃以上の日は半袖で過ごせますが、25℃を下回ると長袖シャツがちょうどよくなります。20℃を下回るとシャツにカーディガンを重ね着すると快適に。15℃を下回るとセーター、10℃くらいになるとトレンチコートが活躍します。さらに10℃を下回るようになるとコートが必要になります。

人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、服装選びの参考になさってください。季節の変わり目で、日々の気温差に加え、一日の中でも気温の差が大きくなる時期です。重ね着などでうまく調節し、体調管理にご注意下さい。

情報提供元： tenki.jp日直予報士