きょう(11日)は、夏のような日差しが降り注いだ北海道でも綺麗な「ハロ」が見られました。あすは雲が多くなり、暑さも落ち着きそうです。

●北海道でも みごとな「ハロ」

きょう(11日)は、北日本でも太陽の周りに白や虹色の輪がかかる「ハロ」が出現しやすい気象状況となりました。

ハロは珍しい現象ではありませんが、太陽の近くに薄い雲、巻層雲がかかる際に見られることが多くなります。巻層雲を作る氷の結晶が、光を屈折することで、リング状の光の輪が発生します。

※空を見上げる際には、太陽を直視しないようにご注意ください。

●天気はゆっくりと下り坂

ハロが現れたあとに、だんだん雲が厚くなってくると天気が崩れることが多く、「天気下り坂のサイン」とも言われています。

北海道は、あす(12日)は次第に雲が厚くなり、13日(木)から14日(金)にかけては低気圧や前線の影響で広く雨が降る見込みです。強まる可能性もありますので、今後の情報にご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士