午後は雨エリア拡大 東海・関東から北海道は雨 標高の高い山は雪 春山登山は注意
5月のスタートは広く雨。午後は雨エリアが東海や関東~北海道に拡大し、関東は夕方から本降りの雨となりそうです。また、北海道の高い山や、中部山岳の2000m級以上の山では、雪になる見込みです。春山の登山の計画は、変更を含めて十分な注意が必要です。
●午後 関東など東日本~北日本で雨
5月は冷たい雨でスタート。本州付近は気圧の谷となり、上空に寒気を伴った低気圧が日本海から近づく見込みです。全国的に雲が多く、午前は近畿や東海の一部、北陸~東北で雨。1時間雨量(午前10時まで)は石川県志賀町や兵庫県淡路島の洲本で8.0ミリ、三重県熊野新鹿では13.0ミリとザーザー降りの所もあります。
午後は近畿の雨は次第に止み、西日本では日が差しますが、東海や関東~北海道にかけて広く雨となるでしょう。北日本を中心に雷を伴い、強く降る所もありそうです。関東は夕方から本降りの雨となり、雨が止むのは夜遅くとなりそうです。大気の状態が不安定なため、落雷や突風に注意が必要です。
●標高の高い山は雪 天気急変に注意
この時期としては強い寒気が入るため、5月1日午後は中部山岳の2000メートル以上の山や、北海道の標高の高い山では雪になる予想です。あす2日は、いったん天気は回復しますが、午後は再び不安定となり天気が急変する恐れがあります。
春山登山は、計画の変更も含めて慎重な判断をお願いします。