あす24日は低気圧や前線が日本の南を東に進みます。九州から関東は、太平洋側で雨が降りやすく、雨脚の強まる所もありそうです。一方、東北や北海道は高気圧に覆われる見込みです。

●太平洋側ほど雨

九州から関東は、日本の南にのびる前線や低気圧の影響で、太平洋側ほどすっきりしない天気になります。

太平洋沿岸のエリアでは雨が降りやすく、九州や四国は午前中、近畿は昼前後、東海や関東は午後を中心に、傘の出番がありそうです。地域によって雨の降るタイミングが変わるため、お出かけの際は気象レーダーで雨雲を確認するなど、空模様の変化に気を配った方が良さそうです。

特に前線や低気圧に近い四国では、雷を伴った激しい雨の降る所があるため、落雷などに注意が必要です。

●北海道は花見日和に

東北と北海道は高気圧の圏内で、日中はよく晴れる見込みです。低気圧や前線から離れている北陸も、日の差す時間がありそうです。

桜前線が北上中の北海道では、きょう23日に札幌で桜の開花が発表されるなど、本格的な花見シーズンを迎えつつあります。あすも晴れて、お花見日和となりそうです。北海道エリアでは例年、開花から2~4日程度で満開を迎えます。

ただ、東北や北海道では、あす朝の気温が今朝よりも大幅に下がる予想です。10℃以上低く、霜の降りる所もある見込みです。朝は冷えるほか、日中との寒暖差が大きくなるため、お出かけの際は調節のしやすい服装が良さそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士