18日(月)花粉情報 一番上のレベルの「非常に多い」所も 今週もまだ万全な対策を
4月も後半に入りましたが、まだ花粉対策が必要です。18日(月)の花粉飛散量は、一番上のレベルの「非常に多い」所もあるでしょう。関東から西では、ヒノキ花粉が多く飛びますので、ヒノキ花粉で症状がでる方は、万全な対策を心がけてください。
●花粉飛散量 一番上のレベルの「非常に多い」予想の所も
4月も折り返しを過ぎましたが、花粉症の方にとっては、今週も、まだ対策の必要な時期が続くでしょう。
18日(月)の花粉飛散量は、高知や広島、愛知で、一番上のレベルの「非常に多い」予想です。鹿児島や東京、宮城は「多い」、福岡や大阪、石川、新潟は「やや多い」でしょう。
特に、この時期、注意が必要なのは、ヒノキ花粉です。
ヒノキ花粉の飛散予測マップを見ますと、関東から西では、あちらこちらで濃い色の表示となっています。花粉の種類は、スギからヒノキに移ってきていますので、ヒノキ花粉で症状がでる方は、対策を忘れないでください。
●外出時の花粉対策
花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。