この先は日ごとの気温差が大きく、九州などでスギ花粉の飛散がピークに。積雪の多い所では、屋根からの落雪やなだれに注意。

●前半:26日(土)~3月4日(金)

あす26日(土)以降は寒さが和らぎ、最高気温は平年並みか高い予想です。27日(日)は東京で15℃を超えるなど、急な暖かさで、花粉が飛びやすい条件となるでしょう。花粉の飛散量は、九州北部では28日(月)からは「非常に多い」予想で、スギ花粉がピークを迎えそうです。四国や近畿から関東も、花粉の飛散量が増えるでしょう。花粉症の方は、しっかりと対策をしてください。
天気は短い周期で変わり、3月1日(火)は広く雨が降りそうです。北海道や本州の標高の高い所では雪の降る所が多いですが、本州の日本海側は広く雨になるでしょう。雪どけが進むため、積雪が多い所では屋根からの落雪やなだれに、いっそう注意が必要です。

●後半:3月5日(土)~10日(木)

3月5日(土)は、太平洋側では天気が回復しますが、8日(火)頃にかけて一時的に冷たい空気が流れ込みそうです。5日(土)の関東はまだ暖かい空気が残り、ぽかぽか陽気ですが、6日(日)はグッと気温が下がるでしょう。北陸や東北と北海道の日本海側は、雪が降りそうです。9日(水)は西から天気が下り坂で、冬の寒さになる所もあるでしょう。
日ごとの気温差に加えて、晴れる日は朝晩と日中との気温差が大きくなる時期です。特に急に寒くなる日は体調を崩しやすいため、服装でうまく調節をしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士