日本付近は強い冬型の気圧配置になっているため、西日本でも北部を中心に雪が降り、新たな積雪となっています。きょう12日(水)の夜は雪の降り方がいったん弱まりますが、13日(木)の午後は再び降り方が強まり、14日(金)にかけてドカ雪となる恐れがあります。

●JPCZが近畿地方や中国地方へ　ドカ雪の恐れ

あす13日(木)の夜から14日(金)にかけて、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が中国地方の鳥取県付近から近畿地方を指向する見込みです。西日本の上空1500m付近には-9℃以下の強い寒気が流れ込むこととJPCZの影響が重なり、短い時間でドカ雪となる恐れがあります。13日(木)6時から14日(金)6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で近畿北部の山地で60センチから80センチ、山陰地方の山地で40センチから60センチを予想しています。

●雪道への備えは万全に

●気になる大学入学共通テストの頃の天気は

冬型の気圧配置は、15日(土)には緩んでくる見込みです。このため、15日(土)は近畿地方、中国地方では北部も含め晴れ間が戻るでしょう。ただ、天気は回復しても積雪が多くなっている所があり、交通機関が乱れている可能性があります。時間に余裕を持って行動するとともに、代わりの交通機関を検討しておくことも必要でしょう。16日(日)は、午前中は晴れ間もありますが、天気が下り坂に向かい、夜は雨の降る所がある見込みです。

情報提供元： tenki.jp日直予報士