正午の気温 北日本は氷点下 西日本や東海は路面状況の変化に注意
きょう28日も、日本列島は冷たい空気に包まれていて、北日本では正午現在でも0℃未満の所が多くなっています。西日本や東海は昨日より高めですが、大雪となった所では路面状況が悪くなりますので、ご注意ください。
●北日本は日中も氷点下 東海や西日本もスリップ事故に注意
28日も、寒波の影響で、北日本を中心に気温が上がっていません。
正午現在、北海道や東北では、ほとんどのアメダス地点で0℃を下回っていて、仙台でも氷点下0.2℃と厳しい寒さになっています。東京都心は8.0℃と一年で一番寒い頃の気温(1月中旬~下旬)です。
西日本や東海は、昨日よりは高くなっていますが、これまで大雪となっている所では、日中に解けた雪が夜になると再び凍りやすくなります。スリップ事故に十分な注意が必要です。
●路面の凍結に注意
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
①橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
②トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
③交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
④日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。