25日(土)クリスマスの夜から、東海地方に、今季最強の寒気が流れ込んでくるでしょう。名古屋など平野部でも雪の降る可能性があり、岐阜県の山間部を中心に大雪に注意が必要です。

●25日(土)クリスマスの夜以降 最強の寒波襲来

東海地方は、23日(木)にかけて、乾燥した晴天が続く所が多いでしょう。24日(金)~25日(土)は、気圧の谷の通過で、一時天気が崩れる見込みです。
そして、25日(土)クリスマスの夜から、東海地方の上空には、今季最強の寒気が流れ込むでしょう。先週、12月17日(金)に、名古屋で初雪を観測しましたが、この時よりも、更に強い寒気となります。
一般的に、降水がある場合に、平地で雪を降らせる目安は、上空1500メートル付近の気温がマイナス6℃以下といわれています。25日(土)夜以降、東海地方の上空1500メートル付近の気温は、一番低い時で、マイナス12度くらいまで下がる見込みです。
26日(日)~27日(月)にかけては、東海地方には、雪雲が流れ込みやすく、岐阜県の山間部を中心に大雪となるでしょう。名古屋など平野部にも、雪雲が流れ込む時間がありそうです。
また、山間部では、一日の最高気温が0度未満の真冬日となる日もあるでしょう。
こまめに最新の気象情報を確認し、雪や寒さへの対策を万全にして下さい。また、農作物の管理や水道管の凍結などにも注意が必要です。

●雪道での歩き方

26日(日)~27日(月)にかけては、普段、雪が積もらない地域でも積雪となる可能性があります。雪に慣れていない地域の方は、不要不急の外出は控えるようにして下さい。やむを得ず外出する場合は、ポケットに手を入れたり、歩きスマホなどは控えましょう。また、濡れにくく撥水性のある素材の服装を着用し、狭い歩幅でまっすぐ踏み込むように歩くことを心がけて下さい。

●29日(水)~1月3日(月)

29日(水)以降は、多少寒さは緩むものの、寒気が居座る見込みです。乾燥した晴天が続く所が多く、岐阜県の山間部では雪が降りやすいでしょう。
また、名古屋など平野部でも、最低気温が0度以下となる日が多く、厳しい冷え込みが続く見込みです。寒さ対策を万全にしてお過ごし下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士