1日 低気圧が急速に発達 暴風警戒 前線通過で雨 次第に寒気流入 日本海側は雪に
1日(水)、日本海を進む低気圧が急速に発達しており、低気圧からのびる寒冷前線が本州を通過中です。全国的に風が強めに吹くでしょう。前線の通過後は、寒気が流れ込む見込みです。
●1日(水) 低気圧が急速に発達 前線の通過後は西回りで寒気が流れ込む
1日(水)、低気圧が日本海にあって、急速に発達しながら北東へ進んでいます。低気圧からのびる寒冷前線が、夕方にかけて、東日本から北日本を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。前線の通過後は、西回りで、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。
前線の通過に伴って、関東から北海道にかけて、雨が降る見込みです。雷が鳴り、激しい雨が降る所もあるでしょう。雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、建物の中など、安全な場所に移動してください。関東では、雨は昼頃にはやむ見込みです。
次第に寒気が流れ込む影響で、九州の東シナ海側は一時的に雨が降る所があるでしょう。山陰から北海道の日本海側は、次第に雪になる所があり、東北北部では、雪雲が太平洋側にも流れ込む見込みです。
全国的に、風が強く吹くでしょう。北海道や東北、北陸、近畿から九州の日本海側は、大荒れの恐れがあります。暴風に警戒してください。