今夜(19日)の中国地方はほとんどの所で晴れて、部分月食が見られそうです。防寒対策は万全にしておいてください。また、今週末は大体晴れて、小春日和となりそうです。来週はこの時季としては強い寒気が流れ込むため、冬用タイヤの装備など、今週末までに済ませておくと安心です。

●今夜 広島・岡山・山口・松江・鳥取中西部は広く晴れ

今夜(19日)は、「ほとんど皆既の部分月食」が見られるチャンスです。中国地方は高気圧に覆われて、広島、岡山、山口、松江、鳥取県中西部は広く晴れて、部分月食が見られる可能性「大」です。
一方、鳥取県東部は、北日本付近を通過する気圧の谷の影響で、雲の広がる時がありそうです。おぼろ月や雲と雲の間から月食が見られるかもしれません。
広島の場合
月の出 17時01分ごろ (日の入 17時04分ごろ)
食の最大 18時02分ごろ
部分食の終り 19時47分ごろ
となります。
また、18時から20時頃の予想気温を見ると、沿岸部の広島市で16度から13度に、
広島県の北東部に位置する庄原市で10度から7度になるなど、寒くなるため、身体を冷やさないよう暖かくして月見をしてください。

●週末は小春日和 勤労感謝の日は初冬の寒さ 山間部は雪に

きょう(19日)も秋晴れの中国地方ですが、21日(日)にかけても大体晴れて、日中は過ごしやすい陽気になりそうです。
ただ、22日(月)は寒冷前線が中国地方を通過する見込みで、広く雨が降るでしょう。この前線通過後は西から寒気が流れ込む見込みです。
このため、23日(月)勤労感謝の日は、冬型の気圧配置となり、山間部では雪が降るでしょう。12月上旬から中旬並みの寒さとなりそうです。
特に、来週に車で峠越えなど予定されている方は、今週末までに冬用タイヤの装備などしておくと安心です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士