中国地方10月ラストの週末 まずまずの行楽日和に 天気のポイントは?
10月最後の週末は紅葉狩りにはまずまずの天気となりそうです。天気のポイント1つ目は、土曜日は朝の冷え込みが「強まる」ため、服装の調節が必要になること。2つ目は、日曜日の日中は天気が回復し、日差しのもとでは「暑くなる」。の2つのポイントが挙げられます。
●30日(土) 朝の冷え込み強まり 日中は次第に曇り空に
中国山地の標高の高い所では紅葉の色づきが始まり、紅葉狩りを予定されている方もいらっしゃるでしょう。
30日(土)の中国地方は、高気圧が本州から次第に遠ざかり、夜には気圧の谷が近づく見込みです。午前中は晴れる所が多いですが、午後は西から曇り空に変わる見込みです。
朝は放射冷却現象がよく効き、内陸部を中心に冷え込むでしょう。最低気温は内陸部で5度以下となる見込みです。このため、朝早くに出かける際は、身体を冷やさないよう、重ね着などをしてお出かけください。
また、日中は西から雲が厚くなるため、最高気温の数字ほど暖かく感じられないでしょう。日差しが届きにくくなる西部や、標高の高い山へ行かれる方は、日中は上着が手放せない見込みです。
夜は、瀬戸内で雨の降り出す可能性がありますが、日中いっぱいは天気の大きな崩れはなさそうです。
●31日(日) 日中は天気回復し暑いくらいに 朝にかけては瀬戸内で雨
10月ラストの日曜日、ハロウィンの天気は、日中は天気が回復し、行楽日和となりそうです。ただ、朝にかけて気圧の谷が通過する影響で、瀬戸内で雨の降る所がある見込みです。早朝から瀬戸内海で「魚釣り」など予定されている方は、ご注意ください。
朝の冷え込みは弱く、日中は日差しが戻るため、気温がぐんぐん上がる見込みです。昼間は日差しのもとでは暑いくらいになる所もあるでしょう。
ただ、紅葉が始まっているような標高の高い山は、平地と比べると気温が低くなります。100メートル標高が上がるごとに、0.6度ほど気温が低くなるため、防寒対策はしっかりしておいてください。