今週の東海地方は、短い周期で天気が変わるでしょう。17日(金)～18日(土)頃は、台風14号や秋雨前線の影響で、広い範囲で雨となりそうです。

●今週の天気　台風14号の影響は?

台風14号は、きょう13日12時現在、東シナ海にあって北に進んでいます。この後も北上を続けますが、あす14日～16日(木)頃にかけては、東シナ海にほとんど停滞する見込みです。
17日(金)になると、東寄りに進路を変えて日本海に進んでくる可能性が高いでしょう。18日(土)には、温帯低気圧に変わるものの、東海地方の天気に影響する可能性があります。
東海地方では、あす14日は、秋雨前線の影響で曇りや雨となりますが、15日(水)～16日(木)は前線が東海地方からは離れ、高気圧に覆われるため、日中を中心に晴れる見込みです。
17日(金)～18日(土)は、台風からの湿った空気や前線が本州付近に北上するため、広い範囲で雨となるでしょう。雨や風が強まる可能性があるため、台風14号の今後の動きに注意が必要です。
19日(日)には、天気は回復し、晴れるでしょう。
最高気温は、晴れる日は30度近くまで上がる日もありそうです。季節の変わり目で、日々の気温差、そして一日の気温差も大きいため、体調を崩さないよう気をつけて下さい。

●台風の進路予報の見方

台風14号の今後の動きに注意が必要ですが、台風の進路予報には、①現在の中心位置、②暴風域、③強風域、④予報円、⑤暴風警戒域が示されています。
④の予報円は、台風の中心がこの円の中に入る確率が70%と予想されるエリアです。台風は必ずしも予報円の中心を進むわけではありません。
今回の台風14号を見ますと、現時点では、18日(土)9時の予報円は大きく、台風の中心が、この予報円のどこに進むかはかなりの幅があります。
台風14号の今後の動きについては、最新の台風情報をこまめにチェックするようにして下さい。

情報提供元： tenki.jp日直予報士