中国地方は、きょう29日に広島で「黄砂」が観測され、3月の観測は6年ぶりとなりました。3月も終わりに近づき、ヒノキ花粉の飛散も最盛期を迎え、ダブル飛散となっています。外出時や換気をする際は、身体に取り込まないように注意する必要があります。また、中国地方は桜が見頃を迎えていますが、今週末も雨となる見込みです。このため、桜見散歩は週末までがオススメとなりそうです。

●中国地方あす30日にかけても「黄砂」と「ヒノキ花粉」のダブル飛散

きょう29日8時30分に広島で「黄砂」が観測されました。広島での3月の観測は2015年3月22日の観測以来、6年ぶりとなります。
中国地方は、あす30日にかけて黄砂の飛来が予想されています。加えて、ヒノキ花粉の飛散も最盛期を迎えているため、花粉症の方は万全な対策が必要になりそうです。
アレルギー症状や喘息などの呼吸器症状の悪化のおそれもあるため、外出時や換気の際は、身体に取り込まないよう、注意する必要があります。
また、洗濯物にも付着するため、しっかり払ってから取り込みましょう。

●2日(金)まで日中は過ごしやすい陽気も、週末は再び雨に

向こう一週間の中国地方は、2日の金曜日にかけて天気の崩れはなく、おおむね晴れる見込みです。日中の最高気温は20度前後になり、過ごしやすい陽気となりそうです。
鳥取ではきょう29日に、気象庁から桜の満開が発表されるなど、中国地方は桜の見頃を迎えています。金曜日にかけて散歩日和となりそうですが、黄砂や花粉の対策は万全になさっておいてください。
週末は低気圧や前線が西日本付近へ進み、雨となりそうです。
今年もお花見しながらの宴会は難しいですが、通勤や通学の時間、散歩などをしながら桜を楽しめそうです。金曜日までの過ごしやすい陽気を、有効にお使いください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士