この先、あす(金)は穏やかに晴れて、日本海側では貴重な晴れ間になりそうです。ただ、「大学入学共通テスト」が実施されるあさって(土)から17日(日)は、日本海側を中心に荒れる恐れがあります。特に受験生は、最新の天気と交通情報をこまめに確認し、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

●あす(金) 日本海側は貴重な晴れ間 洗濯・除雪作業などオススメ

あす(金)は、移動性高気圧が東北地方を通過するでしょう。東北地方は、日本海側も含めて広い範囲で晴れる見込みです。貴重な晴れ間となるため、洗濯や除雪作業などに日差しを有効に活用してください。
あす(金)朝は、内陸を中心に冷え込みが強まるでしょう。盛岡の最低気温は、氷点下10度の予想です。水道管の凍結、雨や雪で濡れた路面の凍結に十分注意してください。

●あさって(土) 大学共通テスト1日目 雨のち雪 荒れる恐れも

あさって(土)は、大学入学共通テスト(1日目)が実施されますが、日本海側を中心に荒れる恐れが出てきました。昼頃にかけては、にわか雨や雷雨となり、日本海側では横殴りの雨となる所があるでしょう。落雷や突風、急な強い雨に注意してください。なお、積雪の多い所では、雪どけによる雪崩や屋根からの落雪にも注意が必要です。除雪作業の際は2人以上で行い、安全を確保して行いましょう。午後は山沿いから雪に変わり、夕方以降は平地でも湿った雪が降りそうです。日本海側ではふぶいて見通しが悪くなり、路面が凍結する恐れがあります。車の運転や雪みちでの歩行の際は、見通しの悪さやスリップ、転倒にお気をつけください。

●17日(日) 大学共通テスト2日目 日本海側を中心にふぶく恐れ

17日(日)は、大学入学共通テスト(2日目)が実施されます。日本海側は雪が降ったりやんだりで、沿岸部を中心にふぶくでしょう。交通機関に影響が出る可能性があるため、時間にゆとりを持って行動してください。太平洋側は晴れたり曇ったりで、にわか雪の所がありそうです。夜は路面が滑りやすくなりますので、足元にご注意ください。
気温は、広い範囲で平年並みとなり、この時期らしい寒さになるでしょう。急な寒暖差で体調を崩さないようにしましょう。受験生は早めに会場に入り、身体を温めてから受験するとよさそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士