あす29日(日)、東京都心の気温は、朝から昼頃まで気温1℃~2℃。雨に雪が交じり、路面がうっすら白くなるかもしれません。



●今夜から雨 気温急降下


関東地方は今夜から広く雨で、気温が急降下。東京都心は、きょうの日中は20℃くらいまで上がりますが、夜9時には10℃台。日付が替わる頃には8℃台と一桁の気温に。あす29日(日)朝8時~12時までは1℃~2℃の予想です。真冬でもめったにない寒さです。


●満開のサクラに雪か


あす29日(日)の関東地方は、明け方に山沿いから雪になり、平野は東京の多摩西部などから雪に変わる予想。朝は東京都心でも雨に雪が交じり、路面がうっすら白くなる可能性があります。あす昼前まで予想降雪量は、多い所、関東北部の山沿い20~40センチ、箱根・多摩、秩父・甲信10~20センチ、関東平野部(東京23区含む)1~5センチとなっています。ピークはあす朝9時~10時頃で、午後は次第に止む見込みです。予想より降水量が多く、寒気を上空から、ひきづり下ろす場合は、東京地方でも大雪の可能性があります。東京都心(千代田区)の大雪警報は12時間で10センチの降雪、大雪注意報の基準は12時間で5センチの降雪です。


●東京のサクラ 雪続き


今年の東京のサクラは3月14日に雪が降る中、全国のトップを切って開花。雪の日に開花するのは統計開始以来初めて。3月22日に満開となり、その1週間後に雪予想ということで、今年の東京のサクラは雪続きになりそうです。ちなみに1988年は4月8日に東京で9センチの雪が降り、満開のサクラの枝が折れたというニュースがありました。

なお、関東の雪予想は非常に難しく、降水量や気温が0.5度変わるだけで雨から雪にガラッと変わります。例え、雪にならなくても厳しい寒さで、きょうとの気温差が大です。体調管理には十分に注意しましょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士