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31日(金)にかけて、低気圧がゆっくり日本付近を進むでしょう。雨や雪の降る時間が長く、大雨や大雪の所も。2月に入ると冬型の気圧配置に変わり、寒気が流れ込みます。太平洋側は冬晴れの日もありそうです。
●31日にかけて 低気圧の影響 風の強い状態が続く
あす29日(水)は本州を挟むように、日本海と関東付近を進む低気圧。沿岸部ほど風が強く吹いて、瞬間的には木が倒れたり、看板が落下するくらいの風が吹くでしょう。海は大しけになる所もありそうです。低気圧の動きが遅いため、31日(金)にかけても同じような状況が続き、影響が長引きます。全国的に雲が多く、スッキリ晴れるのは関東など太平洋側の一部となるでしょう。
あす29日は、東北では太平洋側を中心に大雨になりそうです。沿岸部では局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨の降ることもあるでしょう。記録的に雪が少ない北海道は、全道的に雪が降り、一気に積雪が増えそうです。あす29日の夜からは大雪や吹きだまりによる交通障害に注意して下さい。
●2月のスタートは冬型の気圧配置に
2月に入ると、日本付近は冬型の気圧配置に。全国的に冷たい風が吹きそうです。
日本海側は雪や雨が降りやすく、これまでよりも冬らしい天気の日が多くなるでしょう。一方、太平洋側は冬晴れの日もありますが、気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みです。
また4日(火)頃は平地で雪の目安となるような強い寒気(上空1500メートル付近でマイナス6度以下)が九州から関東まで流れ込む予想です。4日は二十四節気の「立春」。暦の上では春ですが、春を感じられるのはもう少し先になりそうです。