21日朝、宇都宮地方気象台で初雪が観測されました。平年より6日遅く、昨年より8日遅い観測です。20日までには、沖縄以外のすべての観測地点でイチョウの落葉が観測されています。平年よりゆっくりながら、季節が着実に進んでいるようです。



●宇都宮で初雪 イチョウの落葉残すは沖縄のみ


21日朝、栃木県の宇都宮地方気象台で初雪が観測されました。平年より6日遅く、昨年より8日遅い観測です。今朝の関東は所々で弱い雨が降っており、気温の低い宇都宮周辺では融けきらずにみぞれとして地上に届いたと考えられます。

生物も着々と冬支度を進めています。全国の多くの気象台ではイチョウの落葉の観測を行っていますが、20日には横浜と長崎から落葉の便りが届きました。これで、沖縄以外の観測がある全ての地点でイチョウが落葉したことになります。ただ、イチョウの葉の色づきや落葉は、日当たりなどの要素も関係するため、街中ではまだ色づいているイチョウの木を見かけることもあります。

この冬は平年より暖かい日が多くなっていますが、年末年始にかけては本格的な寒さがやってくる見通しです。インフルエンザの患者数も全国的に増えています。体調管理にお気を付けください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士