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本日(30日)、大分と広島で黄砂が観測されました。秋の黄砂は珍しく、全国としても6年ぶりとなります。
●6年ぶりの秋の黄砂
大陸で巻き上げられた砂が上空の西風に乗って、今日(30日)、日本に飛来してきました。午前9時47分に大分県で黄砂が観測(視程は10km以上)され、その後、午前10時35分に広島でも観測(視程10km以上)されています。秋としては、珍しく全国でも6年ぶりのこととなります。気象衛星ひまわりでも、茶色い砂が日本付近に到達しているのが確認できます。このあと、西日本を中心に黄砂が舞う可能性があります。洗濯物や車の汚れなどにお気をつけ下さい。
※黄砂は春の使者とも呼ばれ、3月から5月頃に日本へ飛来することが多いですが、低気圧と高気圧が交互に通過して周期変化する秋も、ごくまれに黄砂が日本へ飛来することがあります。
※視程とは、水平方向の見通しです。