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13日午前3時、台風9号は華北で熱帯低気圧に変わりました。一方、超大型の台風10号はゆっくりと北上を続け、14日夜から15日にかけて、強い勢力で西日本に接近・上陸するおそれがあります。暴風や大雨、高波に警戒が必要です。
●台風9号 熱帯低気圧に
台風9号「レキマー」は、8月4日午後3時にフィリピンの東で発生し、北よりに進みました。8日には沖縄の宮古島や石垣島を暴風域に巻き込みながら北西へ進み、先島諸島を中心に大荒れの天気をもたらしました。台風9号は一時的に、大型で猛烈な勢力にまで発達しました。(大型とは、台風に伴う強風(風速15メートル以上)の半径が中心から500km以上800km未満。猛烈な台風とは、最大風速が54m/s以上で、台風の強さの区分では最も強いランク。)
その後、台風9号は華中を北上し、13日午前3時に華北で熱帯低気圧に変わりました。
●台風10号、Uターンラッシュに影響の恐れ
一方、台風10号は14日夜から15日には強い勢力で西日本に上陸する恐れがあり、西日本では暴風や大雨、高波に警戒が必要です。ちょうどお盆休みのUターンラッシュに重なる期間であるため、交通機関への影響が懸念されます。最新の台風情報・交通情報を確認するようにしてください。