大型連休も中盤に差し掛かり、元号が「令和」に変わったきょう1日。皆様いかがお過ごしでしょうか?連休後半を「どう過ごそうか」天気予報を見ながら検討している方も多いと思います。



●GW後半の天気(5月2日から6日)


大型連休後半の各地の予報を見てみると、あす2日と連休最終日の6日に札幌で傘マークがついていますが、それ以外はご覧のように晴れマークが目立ちます。一見、行楽日和の日が多く見えますが、油断禁物です。その原因は、上空に流れ込む強い寒気です。


●改元を惜しむ「平成のなごり」寒気が影響


令和の祝賀ムードに水を差す不安定降水の恐れでも書いたように上空およそ5500mに氷点下21度以下の強い寒気が西から流れ込みます。この上空の寒気は一過性ではなく、連休後半も日本列島に居座り続ける予想です。一方、3日憲法記念日から5日こどもの日にかけては西日本から東日本を中心に最高気温25度以上の夏日が多くなる予想です。このため、地上と上空の気温差がかなり大きくなります。大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が活発化しやすくなります。

天気予報が晴れマークだからと油断せずに、今後も最新の天気予報をこまめに御確認下さい。

なお、大型連休の天気予報はtenki.jp の「GW(ゴールデンウィーク)の天気 2019」で随時、更新されます。お出かけ前の情報としてご活用下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士