年末年始の関東は平野部は晴れる日が多く、広い範囲で「初日の出」も期待できそう。ただ、気温はこの時期にしては低い日が多いので、万全な寒さ対策を心がけて下さい。



●関東の天気傾向 1月4日(金)にかけて


30日(日曜日)頃までは、日本付近は強い冬型の気圧配置が続くでしょう。関東は、平野部では晴れますが、空気がカラカラに乾いたままとなりそうです。風も強いままなので、お出かけ前やお休み前には、火の元の確認を忘れないで下さい。31日(月曜日)は、冬型の気圧配置はいったん緩んで、関東は平野部でも雲が広がりやすくなるでしょう。ただ、今のところ、広い範囲で天気を崩すような雲ではなさそうです。お正月の買い出しも、傘を持たずにお出かけできるでしょう。年明けは、また広く晴れて、平野部では初日の出を見られる可能性が高くなっています。4日(金曜日)にかけても、平野部では晴天が続くでしょう。

一方、群馬県など、関東北部の標高の高い所では、30日(日曜日)頃まで大雪でしょう。年明けも雪が降りやすくなりそうです。路面だけでなく、屋根の上にも雪がたっぷり積もりそうですので、路面の凍結はもちろん、ナダレや屋根から落ちる雪にも注意が必要です。


●関東の気温傾向 1月4日(金)にかけて


この先も「年末寒波」の影響が続くでしょう。最高気温は、関東南部を中心に、31日(月曜日)頃まで、平年より低い所が多くなりそうです。年の瀬の何かと忙しい時期に、寒さで体調を崩さないよう、注意が必要です。そして年明けは、次の寒気が流れ込んでくるでしょう。今のところ、年明けの寒気は、年末ほどの強さではないと見ていますが、それでも1日(火曜日)の夜から2日(水曜日)頃、初詣や初売りなどにお出かけの際は、風の冷たさが身にしみそうです。東京都心では、年明けにかけて、最低気温は2度くらい、最高気温でも「ひと桁」の日が続くでしょう。空気の乾燥も続きますので、インフルエンザ対策や風邪対策もしっかりして、お過ごし下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士