西・東日本では10月はじめから曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態となっています。この状態は、今後10日間程度続くとみられ、きょう17日、気象庁は日照不足と長雨に関する全般気象情報を発表しました。


●日差し少なく、雨多い10月


きょう17日、気象庁は日照不足と長雨に関する全般気象情報を発表しました。九州から近畿は10月はじめから、東海や関東は10月中旬から、秋雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、平年に比べ日照時間が少なくなっています。また、降水量は所々で平年より多くなっており、下欄のように広島では平年の3倍以上、福岡では平年の4倍以上の雨が降っています。


●この先も続く


今後10日間程度は前線や湿った空気の影響を受けやすいため、日照時間が少なく、降水量が多い状態が続く見込みです。また、南海上から北上してくる台風第21号の影響で、前線の活動が活発となるおそれもあります。農作物の管理等に十分注意してください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士