きょう(25日)、気象台から秋の後半から冬にかけて(10月~来年2月)の長期予報が発表されました。秋の後半はやや高温傾向で、この冬は冬らしい寒さが訪れる見込みです。


●秋後半の天候


秋後半の10月から11月は、低気圧と移動性高気圧が交互に通過し、天気は周期的に変わるでしょう。

九州は、例年より偏西風がやや北を通るため、乾いた移動性高気圧に覆われやすく、秋晴れの日が多くなる見込みです。降水量は平年並みか平年より少なく、秋の行楽シーズンは晴天に恵まれる日が多くなりそうです。

気温は、10月は平年並みか平年より高く、日中はまだ汗ばむ暑さの日もある見込みです。

11月の気温はほぼ平年並みでしょう。次第に朝晩の冷え込みも強まり、紅葉は比較的順調に進みそうです。


●冬の天候


この冬(12月~来年2月)は、時々冬型の気圧配置が現れて、平年と同様に曇りや雨、雪の日が多い見込みです。シベリアの高気圧が強まり、寒気が流れ込みやすい時期がありますが、温暖化の影響もあり、気温は平年並みの見込みで、冬らしい寒さになるでしょう。

降水量は平年並みの見込みです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士