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●匂いの元は土の中に
雨の匂いの元となる物質は、主に二つあります。
ジオスミン
土の中の細菌が作り出す物質で、一種のカビの匂いでもあります。
雨が近づき湿度が高くなると細菌は反応して活動が活発になります。
そうすると細菌はこの物質を作り出し、この匂いが土の中から漂ってきます。
ギリシャ語で「大地の匂い」という意味だそうです。
ペトリコール
日照りが続くなど植物にとって過酷な状況になった時に植物が発生する油の一種。
植物の周りの土や石に付着しており、この物質は雨が降ると蒸発した水蒸気とともに空気中に広がります。
ギリシャ語で「石のエッセンス」という意味があります。
●「雨の匂い」の日はいつ
11日の北海道は、南西部から雨の範囲が広がり、夜には広く雨となります。
雨の匂いに気が付く人も多いのではないでしょうか。
12日は午前を中心に雨が降りますが、午後はゆっくり天気は回復します。
その後は週末にかけて再び強い日差しが戻ります。
また、期間を通して暑い日が続きますので、食品の管理とともに体調を崩さないよう十分ご注意ください。