7日の道内は内陸を中心に厳しい暑さとなり、東部の内陸では35度以上の猛暑日となる所も出てきそうです。6日札幌管区気象台が発表した1か月予報によると、その後も暑さは続きそうです。向こう1か月は、北海道付近は暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高いでしょう。日頃から熱中症や食中毒対策をしっかりとしておくとよさそうです。降水量と日照時間はともに平年並みの見込みです。


●週ごとの詳しい天気


(7月8日～7月14日)

8日(土)の道内は広く晴れて、行楽日和となるでしょう。しかし、厳しい暑さとなる所が多く、内陸を中心に30度前後まで上がる見込みです。熱中症対策は忘れずにした方がよさそうです。9日(日)は天気が下り坂となります。午前中は東部を中心に晴れ間が出ますが、午後は北部や南西部で広く雨になるでしょう。気温は土曜日より幾分低くなりますが、南から湿った空気が入るため、湿度が高く蒸し暑くなりそうです。10日(月)以降はぐずついた天気となり、気温は平年並みに戻る所が多くなりそうです。

(7月15日～7月21日)

大陸からの移動性高気圧に覆われやすくなるため、平年に比べて晴れる日が多くなる見込みです。気温は平年より高いでしょう。再び、厳しい暑さとなることもありますが、比較的カラっとした暑さの日が多そうです。

(7月22日～8月4日)

天気は平年と同様に数日の周期で変わるでしょう。太平洋高気圧に覆われて晴れたり、気圧の谷の影響で雨が降ることもあります。例年ではこの時期、局地的な大雨となることもあるため、日々の天気予報からは目が離せなそうです。気温は平年並みか高いでしょう。南から湿った空気が入ることがあるため、湿度が高く、蒸し暑くなる日がありそうです。


●アイスフラワー　～　氷で涼しむ


厳しい暑さの日に涼しめるアイテムの一つが氷。そこで、我が家の庭に咲いているバラを一輪凍らせて、アイスフラワーを作ってみました。どうやら、透明な氷を作るためにはいくつかのコツがあるようです。その一つは水をいったん沸騰させてから冷やして凍らせること。氷を白く濁らせてしまうのは水に溶け込んでいるミネラルなどの成分や空気など。それを沸騰させることで取り除けるというわけです。他には、ゆっくりと凍らせるという方法もあります。急激に凍らせると、中に気泡が残りやすいといいます。そこで、製氷器の下に割り箸を置いて隙間を作ったり、製氷器をタオルでくるんで冷やすなどすると、ゆっくりと冷えるので気泡が閉じ込められにくくなるようです。暑い日には色々な氷を作って、目から涼をとるのもよいかもしれませんね。

情報提供元： tenki.jp日直予報士