きょう(15日)、気象台から1か月予報が発表されました。

今月6日に梅雨入りしたものの、少雨傾向が続いている九州。しかし、来週以降、梅雨前線が九州付近に停滞することが増え、雨が降る日が多くなりそうです。今年も、梅雨最盛期から末期の大雨に警戒が必要です。


●来週は次第に梅雨空へ


今月6日に梅雨入りした九州地方ですが、梅雨前線はその後沖縄付近に停滞することが多く、九州北部地方を中心に少雨傾向が続いています。まるで季節が5月に逆戻りしたかのようなカラリとした晴天続きの毎日。そろそろ、乾いた田畑にまとまった恵みの雨が待ち遠しい状況ですが、ようやく、その雨の気配が見えてきました。現在、週間予報では、来週20日(火)に傘マークがついています。来週は、梅雨前線が九州の南海上へ北上し、次第に梅雨らしい天気となりそうです。


●梅雨最盛期~末期の大雨に警戒!


きょう(15日)、気象台から向こう1か月の予報が発表されました。

この1か月予報によると、九州地方は来週以降、北部・南部とも曇りや雨の日が多くなり、降水量は北部で平年並み、南部は平年並みか平年より多くなる見込みです。今後は太平洋高気圧が次第に勢力を強めて梅雨前線を北へ押し上げ、九州付近で梅雨前線の活動が活発になっていきます。そして、梅雨の最盛期から末期にかけては湿った空気の流れ込みが強まり、激しい雨が降ることが増えていくでしょう。改めて、大雨への備えを見直しておきたいものです。


●梅雨寒となる日も


また、向こう1か月の気温は、九州北部が平年並みか平年より低く、九州南部が平年より低くなる見込みです。

特に、期間の前半、今月の下旬を中心に気温が低くなり、梅雨寒(つゆざむ)となる日もありそうですから、体調の管理にも注意をしましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士