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●今夜は九州北部の平地も積雪注意
きょう(20日)の九州は、冷たい西風が強まって荒れた天気となりました。気温は次第に下がり、厳しい寒さとなりました。
昼ごろからは九州北部の平野部でも雪が降り始め、熊本市では平年より28日遅く、昨年より2日遅い初雪が観測されました。統計開始以降、2番目に遅い初雪の記録となりました(最も遅い記録は1954年の1月25日)。
すでに、阿蘇方面など標高の高い山ではうっすら雪が積もっていますが、雪が最も降りやすくなるのは今夜遅くからあす(21日)の明け方頃。北からまとまった雪雲が流れ込んでくるため、九州北部は山地を中心に大雪となる恐れがあり、平地でもうっすら雪が積もる所がある見込みです。積雪や路面凍結のほか、強い風と雪とで見通しが悪くなる恐れもあります。車の運転などは十分な注意が必要です。
●来週初めまで厳しい寒さ 23日(月)は再び雪
あす(21日)日中は冬型気圧配置が緩み、いったん天気が持ち直して、晴れ間が出る所が多くなりそうです。
ただ、あさって日曜日(22日)の朝に気圧の谷が通過して雨が降ったあと、再び冬型気圧配置が強まります。
23日(月)は東シナ海から寒気の雲が流れ込み、九州は広い範囲で雪が降るでしょう。再び山地を中心に雪が積もる所があり、24日(火)にかけて、路面の凍結などに十分な注意が必要となりそうです。
来週初めまで厳しい寒さが続くため、体調の管理にもお気をつけ下さい。